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ナカノフドー建設
[1] 名前:名無し@最強ファイターさん  日時:2011/04/05(火) 15:45:45  ID:XVVfqX7X
ナカノフドー建設について

[2] 名前:http://www.japanesefactorybrand.com/MUNITIO%20-2430/  日時:2013/09/10(火) 15:26:56  ID:8sQZ0udw
っていかれているのじゃ!)(流石僕の新妻さん! デレの魅せ方も上手だね!) のじゃーさんの言葉に僕も再起動をはたす。 うんうん、これってば僕の新妻さんがついに僕の想いに答えてくれたって事だよね、後はご両親に挨拶の上、挙式の準備だよね! 晴れやかな未来に僕のテンションもうなぎ登りだ、まったく、僕の女神ちゃんは恥ずかしがり屋さんなんだから! 僕と君はもうすでに離れ離れになれない関係になっていたんだね!(って言うかこのあと電話で喋る約束しているのにどうするのじゃ? さとみんってば恥ずかしくて喋れそうにないと思うのだけど……) のじゃーさんが冷静に指摘する。 確かにその通りだ、新妻さんはその事まで考えた上であの発言をしたのかな? うーん、まぁいいか! 電話口でじっくりとそこら辺聞いてみよう! そうして恥ずかしがる新妻さんを堪能しよう! 僕は晴れやかな笑顔をのじゃーさんへと向けると、正直にその思いを答える。「僕は気にせずガンガン行くよ! なんだか新妻さんって押せ押せで行けばいろんな事してくれそうな感じだしね!」 ワクワクするね! 新妻さんってば押しに弱いタイプだから凄い事になるぞ! これはもう、結婚を前にしての新妻プレイか!?(このド変態主がっ!)(ありがとうございます、のじゃーさん!) さて、のじゃーさんからのご褒美も貰えたし家に帰るか! そうしてすぐにでも新妻さんに電話するんだ! 僕は氷点下まで冷め切ったのじゃーさんの視線にニヒルな笑みを返しながらスーさんのエンジンをかけるのであった。 お巡りさんと両親からしこたま説教を食らった翌日。 僕はその悲しみを癒すために、のじゃーさんと朝っぱらから自室でひたすらイチャイチャしていた。「のじゃーさん。はい、あーん」「あーん、なのじゃー」 時刻は午前9時、コンビニで買ってきたアイスクリームをスプーンですくい取り、のじゃーさんの愛らしいお口へと運ぶ。 パクリと美味しそうにアイスを頬張るのじゃーさん。両手を頬に当てて味わうその顔にはあふれんばかりの笑みが浮かんでいる。 うんうん、のじゃーさんが幸せそうで僕も嬉しいよ!「どう? 美味しい?」「美味しいのじゃー! 主に食べさせてもらうアイスは絶品なのじゃー!」 のじゃーさんはご機嫌だ、可愛らしい狐耳と狐尻尾は彼女の心境を表すかのようにピコピコと動きまくっている。「それは良かった、まったく。アイスが羨ましいよ、僕もアイスになってのじゃーさんに食べられたいね」「それはダメなのじゃ!」 のじゃーさんは突然声を上げると僕の言葉を否定する。 流石の僕も拒絶の言葉にタジタジになる、どういう事だ、のじゃーさんは僕をペロペロしたくないのか!? 僕と言う名のアイスクリームをとろける程に召し上がりたくないのか!?「どっ、どうしてだいのじゃーさん!? 僕をペロペロするのは嫌なのかい!?」「だって、主を食べちゃったら……もう主と一緒にいられないのじゃー」 その言葉に愕然とする。僕が、僕が浅はかだったのだ……。 のじゃーさんの言うとおりだ、僕がアイスになって食べられてしまったら、のじゃーさんと二度と会うことはできなくなる……。 そんな簡単な事を忘れてアイスになりたがるなんて……、僕はなんて愚かなんだ。 そして、のじゃーさんの愛! この慈しみと優しさにあふれた愛! 僕は……。僕は……!「の、の……のじゃーさーーん!!」「主っーーー!!」 熱い抱擁! ハリウッド顔負けの名場面! のじゃーさんと僕は、二人の愛を確かめ、決して互いを離さんとより強く抱きしめ合う!! とその時だ、ポトリと何かが落ちた気配がした……なんだろう? のじゃーさんを優しく離し、テーブルを確認する僕。 原因判明、抱き合った勢いでアイスのカップを落としてしまったのだ。 そしてカップが落ちた先は――ジーザス! のじゃーさんの和服の袖ではないか! のじゃーさんの美しい和服が白くドロドロとした物で汚れている。いいね!……じゃなかった、よくないね!「ゴメンよ、のじゃーさん。アイスが服に付いちゃった……」「ん? 大丈夫なのじゃ! 主は大切な事を忘れているのじゃ!」 僕の言葉に気付いたのか、のじゃーさんは袖に付いたアイスを確認すると気にした様子もなく元気に答えてくれる。 しかし……。大切な事? なんだろう、のじゃーさんについてなら何だって知っている僕が知らない事なんてないはずなんだけど……。「大切な事って何かな? のじゃーさんのスリーサイズなら忘れた事はないんだけど……」「むしろ教えたことも無いのになんで知っているかが興味あるのじゃー、まぁそれは置いといて……」 のじゃーさんはそう言うと、汚れた袖をテーブルの上に置いてあったカップアイスの蓋の上まで持ってくる。 そうして、一瞬だけ彼女の存在がカゲロウの様にブレたかと思うと、なんとアイスだけが彼女を通り抜けて蓋の上に落ちたのだ。「おー! 一時的に物倩?/rb>(マテリアライズ)を解除したんだね、そう言えばその手があったかー」「その通りなのじゃー!」 物倩ヲD―。 通常、のじゃーさんの様な存在は非科学的物伽?C毳?`テル体などで構成されている為、物を触ったりといった物伽??hする行為が簡単には行えない。 だが、幾つかの特殊な手法を用いる事によって普通の人でも見れたり触れたりする事ができるようになるのだ。 それが物倩氈?袱悌`さんの場合は僕の部屋に特殊な魔術陣を張っている事により物倩「^??趣?盲皮い????br /> アイスクリームを食べることができたのもそのお陰! ちなみに、食べたアイスクリームがどこに行くかは分からない……、神隠しを始めとして科学法則をねじ曲げる物伽?ネГ??茖gは珍しい事でもないからね。 今回は一時的に物倩「蚪?「?趣?瑜盲菩???い?Dぅ工坤堡??趣筏郡?坤汀?br /> 流石のじゃーさん! 可愛い上に賢い! 僕は流れるようにカップアイスの蓋に手を伸ばすと、その上に落とされたアイスを舐め、愛しの天使との会話を続ける。「いやー、のじゃーさんの可愛い服が汚れなくてよかったよ」「そもそも服自体も想念(そうねん)を元に構成されたエーテル体だから、汚れるという概念はないのじゃ!」 想念とは簡単に言うとイメージ力の事だ。 人の思いは力となって場に留まる、強い思いはオカルトの世界に置いて重要な意味を持つんだ。 のじゃーさんの服は多分彼女が仕えている神社が歴史の中で蓄えてきた想念を利用して作られたものなんだろう、だから少しだけ時代錯誤の和服なんて着ているんだ。 もちろん、とっても似合っていて可愛らしいけどね! けど、想念か……。「ん? まてよ、想念で構成されているって事は、イメージ次第で服も変えれるのかい!?」 想念で作られた服と言うことは、つまり別の想念を用意させすれば好きな様に変更が可能だと言うことだ。 だからと言って、のじゃーさん自身の容姿まで変更する事はできない、それは魂に組み込まれている情報だからだ。 つまり、のじゃーさんはその愛らしい狐っ娘であること変えれないけれど、服装は好きに変えれるってことなのだ! これは世紀の大発見! 世界を震撼させる事実が今明らかになったぞ!「その通りなのじゃ! 流石に妾自身がイメージする事は大変けれど、主従契約を結んだ主がイメージしてくれるのならば着替え放題なのじゃ!」「もっと早く言いなさい! のじゃーさん!」 立ち上がり叫ぶ! これは一大事である! 今まで見てきた和服のじゃーさん。それだけではなく様々なのじゃーさんを見ることができると言うのだ! これは、これこそ神が与え給うた奇跡だ!「にょわ!? き、聞かれなかったから分からなかったのじゃー」 僕は興奮しっぱなしだ、のじゃーさんにどんな服を着せよう!? スク水? エプロン? 体操服? 美しさとエロスを兼ね備えた様々なコスチュームが僕の脳裏によぎる! こうしちゃいられない、行動だ! 夢に向かって突き進め!「よーし! じゃあ早速イメージを明確にする為にショッピングモールへ洋服を見に行こう!」「やったのじゃー! 妾も早くパンツを履いてみたいのじゃ!」 ふむ。途端に僕は冷静になった。 どうしたことか、興奮が一瞬にて収まり、澄んだ気持ちになる。「ちなみに今はどんなおパンツを履いているの?」「履いてないのじゃ! この格好は元になったイメージが古すぎるのじゃ!」 明鏡止水――。 あまりの出来事ゆえに僕は遂に真理に到達してしまった。 穏やかな……、小さな波すら無い静かな水面の様な心境だ。 僕はもう、煩悩や怒りといった負の感情に左右されない不動の心を手に入れてしまったのだ。 そうして、のじゃーさんに悟りの視線を向けながらその和服に手を伸ばし丁寧に剥いでいく。「ふむふむ、なるほど……」「あっ!? 何をするのじゃ主!?」 脱がされまいと必死に和服を抑える彼女を慈しみの瞳で見つめながらグイグイと引っ張る。 僕の心から煩悩は消え去りました、のじゃーさん。 ただただ、穏やかな心でパンツはいていない事を確かめるのみです……。「まぁまぁ……」「まぁまぁ、じゃないのじゃ!? 手を離すのじゃ! 見えちゃうのじゃ!」 それが目的なのですよ、のじゃーさん。 さぁ、開放しなさい……。僕の前にその全てをさらけ出すのです。「一応ね、一応確認しとかないとね、のじゃーさんの主だから!」「ダメー! ダメなのじゃ! 恥ずかしいのじゃ!」 そう、確認である。あくまでこれは確認であってそこにやましい事は一切ないのである。 ……ってか、もう少し! もう少しで見える!「ちょっとだけ! ちょっとだけだから! 一瞬で焼き付けるから! コンマ数秒で脳に刻みこむからっ!!」「やー! まだダメー! まだ見せるのは早いのじゃ!!」 もう辛坊たまらん! こんな思わせぶりな態度しやがって! 小悪魔のじゃーさんめ! 僕をどうしたいんだ!? 誘惑か!? 誘っているのか!? 望む所だ!「はいてないって言われて我慢出来るかっ! 嫌よ嫌よも好きのうち! なぁに、天井のシミを数えているうちに終わるさっ!」「何キャラかまったくわからないのじゃ! このお馬鹿主っーー!!」 のじゃーさんが叫ぶと同時にその姿が一瞬ぶれる、そうしてあと少しまで迫っていた僕の手が宙を掴むんだ。 物倩「??潁潁?br /> くそぅ。神よ……、貴方はどこまで僕に試練を与えれば気が済むのですか? 僕はまだ見果てぬ黄金郷(エルドラド)へと思いを馳せながら無力感にさいなまれる。「あと、もう少しだったのに……」 悲しみの呟きは虚空に溶け、風に乗りて悠久の彼方へと旅立つ……。 絶望感を全身で感じながら僕は愛しの天使に視線を向け――やば、めっちゃ怒ってる。「えっち! 馬鹿! えっち! 馬鹿! さっさと出かける用意するのじゃ! お詫びに可愛い服一杯イメージするのじゃ!」「ハーイ……」 また叱られた……でもなんだかそれが気持ちよくもある。 そして僕は決して諦めないぞ、男の子はいつだってロマンを追い求める生き物なんだ! 挫けぬ心を持つ僕は、のじゃーさんを連れたって一路ショッピングセンターへと向かうのであった。◇   ◇   ◇ 自慢のバイクを走らせて自宅より1時間ほどの距離。 僕は地元の隣県にある大型ショッピングモールへと来ている。 ここは近隣の県を含めて一番と評判の高いモールだ、映画館、服飾店、雑貨屋、書店、家電店、スーパー。おおよそこの場所で手に入らない物は無いであろうとまで思われるこここそが今回の目的にうってつけであった。「ふむ……」 手に取り、食い入るように見つめる。 純白のショーツ、つまり女性用下着だ。 強いイメージには実物が必要不可欠だ。僕は女性用下着専門店、いわゆるランジェリーショップで、のじゃーさんに最も相応しいおパンツを選んでいる最中なのだ。(主っ! 主ー!)(何かな? のじゃーさん。 僕は今少し忙しいんだよ?) 選定の儀式は静粛を持ってなさなければいけない。 右手に純白、左手に水色の縞々を持った僕は厳かな雰囲気でのじゃーさんへと念話で答える。(堂々と女性下着売り場でパンツを凝視するのは止めるのじゃ! 恥ずかしいのじゃ!) のじゃーさんは顔を真っ赤にして僕に抗議してくる。 けどね、のじゃーさん。君のおパンツを選ぶためには仕方のない事なんだ、僕も本当は恥ずかしい、けど必要な事だからと心を鬼にしてこの試練に耐えているんだよ。 のじゃーさんの抗議を自然にスルーした僕は新たなおパンツを手に取りじっくりと舐め尽くすように凝視する……ピンクのひらひら付きか、素晴らしい。(周りから変な目で見られているのじゃ! 変????袱悌`!)(失敬な! 僕はただの善良な買い物客だよ、非難されるいわれはないね!) のじゃーさんは心配症だ。僕が変??碎g違われるなんてあり得ないのに。 僕はクマさんのプリントがされたおパンツを手に取りながら、愛しの天使が慌てる様子に笑みをこぼす。 しかしクマさんパンツか……こういうのもありだな。「あの……。お客様? 本日は、恋人へのプレゼント用などでしょうか?」 不意に僕の楽しみが遮られる。 胸に名札をぶら下げた女性がそこに居た。 店員だ……完全に空気が読めていない。服飾店の店員というのはいつもこうだ、人が静かに買い物を楽しんでいるというのにしゃしゃり出てくる。 まったく、そんなに僕におパンツを買わせたいのだろうか? 売上ノルマの奴隷め!(ほらー! 店員さんも困っているのじゃ! 明らかに変??蛞??郡??袱悖。?br /> 店員さんは引きつった笑みを浮かべながらどこか困った様子でいる。 ふと冷静になってみると、男一人、手にはクマさんおパンツ、しかも終始ニヤニヤ、成る程まごうことなき変態である。 きっとこの店員さんも僕が購入したおパンツでいけない妄想をしたり、はいたり、かぶったりするとでも思っているのだろう。 あまり失礼な事を考えない欲しいものである。もちろん、やらないかと言われると断言する事はできないけれども……、そこにやましい意図は無い。 さて、どう切り抜けたものか。 店員さんは完全に僕を疑いの目で見ている、これは僕がよろしくない目的でおパンツを購入すると勘違いしているせいだ。 そうでないと説明すれば彼女も納得してくれるであろう、適当に誤魔化すのは簡単だ。 だがしかし、はたして本当にそれでいいのだろうか? 僕は、それで誇れる事ができるのであろうか? ――のじゃーさんに、そして他ならぬ僕自身に。(ん? どうしたのじゃ主? 恋人用だと返事しておけばとりあえずは納得してくれるのじゃ、早く答えるのじゃ!) のじゃーさんの言うとおりである。そうだと言ってしまうのは簡単だ。 だが、それは嘘になる。のじゃーさんと僕は恋人同士ではない、そしてこのおパンツは純粋に僕が妄想力……じゃなかった、イメージ力を強化する為に、僕自身の物として購入する。 嘘を付けば楽なんだろう。一瞬だけ、弱い自分が現れた。 だが僕はそれを振り払う様におパンツを強く握り締める、プリントされているクマさんの顔が歪んだ。 それはまるで今の僕の心境を表すかのようだ、少しでも逃げに転じようとした、弱く浅はかな自分を後悔するその心境を!(待て待て、何を考えているのじゃ!? そこ悩む所じゃないのじゃ! 決心した顔で頷くのは止めるのじゃ!) 安心してくれ、のじゃーさん。僕はもう吹っ切れたんだ! そして見ていてね、これが僕の生き様だ!「いいえ、自分用です!!」(主ーーーっ!!) 吐き出した想いにランジェリーショップ中の視線が集まる。 気持ちは晴れやかだ、もし僕に翼があったのならどこまでも飛んでいけるだろう。 そうして、自身に満ち表情で店員さんを見つめる僕――だが店員さんはドン引きしていた。「あの……、そう言う用途でのご購入は、ちょっと困るのですが……」 店員さんは引きつった顔を浮かべながら僕にそう告げる。 何をか言わんや、困るのは僕の方である。 のじゃーさんのおパンツを用意する事は僕に課せられた義務であり、栄誉ある使命なのだ、それを拒否するだなんてこの店員さんは僕の義務と権利についてどう思っているのだろうか? 次に彼女と会う時は法廷になるかもしれない、僕はそんな覚悟を持ちながらも店員さんの説得を試みる。「そんな、それでは僕も困ります!」「えっと……、もしかしてご自身ではかれるのでしょうか?」 おずおずと、店員さんが切り出す。まったくもって度し難い言い草である。 流石の僕もその様に言われては黙ってはいられない、一瞬驚いた様な表情を見せると直ぐ様反論に移る。「はぁ、常識的に考えてくださいよ! 試しにどうなるか想像してみては?」 呆れたように答える僕。 ふふふ、お気づきかな店員さん? そう、僕は「はかない」とは一言も言っていないのだ。 自分でも感心する程の見事な思考誘導、貴方と僕、どうやら心理戦では僕が一枚上手だったようですね。「え……? えーっと――うっぷ!!」「そこまで気持ち悪がる事はねぇだろう!?」 突然口元を手で抑え、えずきだした店員さんに突っ込む。 僕のクマさんおパンツ姿を想像したのかどうか知らないけどあんまりじゃない? そんなクマさんパンツはいた位で――あ、これ想像したらアカン奴や。 僕が僕自身の心底気持ち悪い姿にえずきそうになっていると、いち早く復帰したのか店員さんが青ざめた顔で続きを話しだす。「では、はかせるお相手がいらっしゃるのですね?」 店員さんの言葉にチラリと視線を逸らす、そこには非難の視線を僕に向ける愛しの天使、のじゃーさんがいた。 ふふふ、子狐ちゃんたら、僕が他の女と話しているからって拗ねちゃって。 でも安心してね、いつだって君が一番なんだよ。「彼女は僕の天使です、今はまったくはいていないので、可愛らしいおパンツをはかせて上げると約束したんです!」(約束したのは服なのにいつの間にかパンツの話になっているのじゃ) のじゃーさんの突っ込みを左耳から右耳へと華麗にスルーした僕。 今は店員さんに納得してもう事が大切なんだ、服とか約束とか、そんな事は重要じゃない。 僕は至極真面目に、店員さんを見つめる。彼女もタジタジだ、どうやら僕が勝ちどきを上げる時が来たようだ。「は、はぁ……はいてない? でもプレゼント用なのですね。失礼しました、男性お一人でのご来店は珍しかったもので。では何かご不明な点があればお声掛け下さい」「わかりましたー」 簡潔に答える。勝者は決しておごらない、事実をありのまま受け止めるだけだ。 どこか疲れた様子の店員さんは、負け犬の遠吠えを告げるとさっさとレジの方へと戻っていった。 愛の勝利。 正道は悪道を駆逐し、その絶対性を完膚なきまでに証明したのだ! のじゃーさん、僕の勇姿を見てくれたかい? おパンツをかけた熱い戦いをその目に焼き付けてくれたかい? 僕はとびっきりのドヤ顔を作ると、のじゃーさんに向き直る。(かなりギリギリなのじゃ! 主はもう少し空気というものを読むのじゃ! 変な噂になったらどうするのじゃ!?) が、愛しの天使はご立腹だ。 その可愛らしい頬を膨らませながら怒っていますよアピールをしている……うわぁ、ほっぺツンツンしたい。(心配症だなぁ、のじゃーさん。でも安心して、その為にわざわざ遠く離れたこのショッピングモールへ来たんだよ? 知り合いは皆地元にあるモールへ行くさ!) 実は僕が住む京都府にもショッピングモールはいくつかある。にも関わらず僕は遠く離れたこのショッピングモールへと足を運んだのだ。 そう、全てはこの為なのだ。己の全てを開放し、全身全霊をもっておパンツを選ぶ。 その為だけに、僕は今日ここに来た。(計画的犯行なのじゃ! わざわざその為だけにこんな遠い所まで来るとか無駄に努力しすぎ! もっと違う方向に努力するのじゃ!)(さーって! おパンツ選びを再開するよ、のじゃーさん! はいてみたいおパンツはあるかい!?) まったく、のじゃーさんはわかっていないなー。 僕がそれ以外の何に対して努力をする必要があるんだい? いつだって僕は順風満帆さ、向かう所敵なしってやつだ!(あんまり調子に乗っていると絶対に酷い目に会うのじゃ! こういうのはフラグって言うのじゃ!)(大丈夫、大丈夫! 万が一にも知り合いに会うなんて事はないよ! 会った所で同じく自分をさらけ出すだけさっ!) その通り! そもそも知り合いになんて会うはず無いしね! 誰が来たって怖くないさ! 来るなら来い! 僕はここにいるぞ。 さぁ、おパンツを選ぶぞ! のじゃーさんにぴったりのを選ぶんだ! やぁ、テンション上がるなぁ! そうして、くしゃくしゃになったクマさんパンツを丁寧に広げ、元ある場所に戻しウキウキとおパンツ選びを再開した僕に――。「羽田……君?」 声がかかった。(……えらいこっちゃ)(案の定なのじゃー) 全身から冷や汗があふれまくる。 引きつった笑みが浮かんでいることを肌で感じながら声のした方を確認すると……。 それはそれは、よく見知った顔であった。「に、新妻(にいづま)さん……、奇遇だねこんな所で会うなんて!」「こんにちは。えっと、お買い物……なのかな?」 アウト、僕の冒険はここで終わったのだ。 新妻(にいづま) さとみ――。 彼女は僕が通う学校のクラスメイトだ。 セミロングに両サイド結び、赤い縁をしたメガネがよく似合っている彼女は「新妻さんを俺の新妻にしたい」の標語でお馴染みの人気者だ、優しく誰とも別け隔てなく接するその性格と、黄金比とも例えられるモデルの様なスタイル、巨乳派と貧乳派の橋渡しをするバランスのとれた胸。 その全てで持って男女共に魅了して止まない彼女は学園祭で行われた美少女ランキングの一位に輝いたこともある。 完璧と言う言葉は彼女を表す為に作られたかとも錯覚されるこの少女こそが、クラス、いや、学校のアイドル、新妻さんなのだ。 その、彼女が今この場にいる……。 僕は全力で脳細胞を回転させると、早速この純真無垢な少女をどう騙してこの場を切り抜けるのか考える。「まず最初に説明しておくよ新妻さん。僕は無実だ、そしてこれは不幸な勘違いが生んだ悲しいすれ違いなんだ!」(も、ものすごい勢いで保身に走ったのじゃ……) のじゃーさんが呆れ果てた様に呟く。 たしかに先ほど僕は誰が来ようと己をさらけ出すと言った、けど待ってほしい、僕もこんな展開予想していなかったんだ。 僕の社会的地位を守るためにもそこは目をつぶって欲しい。「うん、大丈夫だよ。でも女の子用の下着ってどうするの?」 もし女神という存在この世にいるのならまさしく彼女の様な人の事を言うのだろう、新妻さんは僕の言葉に疑う素振りを一切見せていない。 と言うか新妻さん。貴方なんで嬉しそうにこっちにやって来るんですか!? 完全にお喋りモードに入ってるじゃん! あんまり突っ込み激しいとボロがでるから止めてくれませんかねぇ!? 新妻さんは僕を見つけた瞬間から笑顔を弾かせるとトコトコと目の前まで歩いてきた。 僕は完膚なきまでにロックオンされている様だった。「やだなぁ! 新妻さん、僕が女性用の下着を喜んで選んだり、変な目的で買おうとしたりすると思う?」「ううん。羽田君はそんな事する人じゃない、私、ちゃんと知ってるよ」(心が痛ぇ!)(優しさとは、時として心を酷く抉るのじゃー) 新妻さんの純粋な心が僕の穢れきった心を容赦なく抉る。 神様、僕は一体何をしたのでしょうか? これほどまで責め苦を与えられる罪を犯したのでしょうか? 僕が自責の念に苛まされている間も、新妻さんはその笑みを絶やさない、そうして言葉が出ずに黙りこむ僕を見て、少しだけ考えるとこれまた胃が痛くなる答えを導き出す。「んーっと。あっ! わかった! 妹さんにプレゼントするんでしょ? 羽田君たしか妹さんいるって言っていたよね? どう、あたってる?」「う、うん……」 お許し下さい、神様。 僕はこの清らかな女神に真実を告げる事ができません、とりあえずこのまま流されよう。 あと、妹はいますがそれは脳内妹です、実在する存在じゃありません。 何が嬉しいのか、馴れ馴れしさを感じるほどにフレンドリーな新妻さんを見ながら、僕は状況が良くなる事を天に任せる。「そうなんだ! 優しいんだね! じゃあ私も手伝っちゃおうかな? こういうのは女の子がいた方がいいし!」「あ、ありがとう……」(痛い! 新妻さんの純粋な笑顔が僕を苦しめる!)(まぁこのまま適当にごまかしたほうがいいと思うのじゃー) だが天は僕を見放した、新妻さんは会話を終えるどころか、グイグイと攻め込んでくる。 いや、新妻さん。僕と君はそこまで仲良くなかった筈だよね? 楽しそうに下着を選び出す新妻さん。彼女は僕の事を疑わない、僕はこんなにも彼女を騙しているにも関わらず……だ。 そんな彼女を見ながら酷く悲しい気持ちになった。(のじゃーさん、僕は……彼女を騙したままでいいのかな?)(主、空気を読むのじゃ! 天丼ネタとか今時流行らないのじゃ!)「あ、でも他の女の子と一緒に選んだ下着とか、妹さん怒っちゃうかな……?」 下着をあれやこれやと選んでいた新妻さんだが、ふと思い立ったように?笏ウ皮「??br /> 困ったように考える様子も微笑ましい、本当に素直な子だ。 少なくとも自分自身の為におパンツを買いに来た僕の様な欲望に爛(ただ)れた人間に騙されて良い子ではない。(僕はね、いつだって正直でありたいんだ。決して人を騙したくない)(ちょ! 落ち着くのじゃ! 一旦、落ち着いて考えるのじゃ!) 決心がついた。 僕は僕に正直であろう、少なくとも、ここでは勇気を出そう。 僕を信じてくれた新妻さんに敬意を表するかの様に真剣な表情を作り、大きく深呼吸をして彼女に語りかける。「新妻さん、大切な話があるんだ……」「えっ!? えっと……何かな?」(待つのじゃ! なんだかいい話風で纏めようとするな! そんなカミングアウト誰も望んでいないのじゃ!) 止めないでくれ、のじゃーさん。 僕は生まれ変わるよ、弱く卑怯な人間から、強く誇れる人間へと……。 なぁに、新妻さんの事だ、きっと笑って気にしないと言ってくれるよ。 大きく息を吸う、新妻さんは不思議そうな顔をしている。 ふふふ、驚くだろうなぁ、でも聞いてくれ、僕の一世一代の告白を!「このおパンツはね、実は……」(ダメ! ダメーっ!)「自分用なんです!!」(このお馬鹿ついにやりおったのじゃーー!!) 新妻さんは一瞬驚いた顔をしたが、すぐに先ほどと同じような晴れやかな笑顔を浮かべ、「うん」と一言だけ答える。 しかし、その足は完全に僕から距離をとっていた。と言うか現在進行形でジリジリと離れている。 いわゆる、ドン引きという状態だった。 ショッピングモール内にある喫茶店。 時間は午前11時、ほとんどの客がまだ買い物にいそしんでいるからであろうか、店内はそれほど混んでいない。 新妻さんに己の変態性を大暴露した僕は、彼女を連れたってこの喫茶店で休憩と洒落こんでいた。「やぁ、でもわざわざおパンツ買ってもらって悪いね新妻さん。僕とっても助かったよ」「う、うん。その位だったらお安い御用だよ、羽田くん」 あの後、お目当ての下着を新妻さんと一緒に選んだ僕は、わざわざ彼女に頼み込んで代わりに下着を買ってもらった。 何故なら、これ以上店員さんから余計な干渉を受けたくなかったからだ、もちろん、僕の目の前で恥ずかしがりながら下着を買う新妻さんを眺めたいとかそういうやましい気持ちは無い事を宣言しておく。 のじゃーさんと店員さんの視線が、それはそれは冷えきっていたんだけれど、完全な誤解だ。「ちなみに、ご理解して貰っていると思うけど、このコーヒーは内緒にしてくれる為の賄賂ですよ」「えっと、うん。ありがとう、内緒にするね……」 目的は達した、後はこの純真無垢なお嬢さんの口を封じるだけである。 新妻さんは優しく誠実であると評判の子だ、ここまで頼み込めばそうそう口を割ることは無いだろう。 それにしても、なんだか先ほどから困り顔の新妻さんを見ていると、こう、胸の中が苦しくなってくるね。 僕は呆れ顔から遂には侮蔑の表情になってしまった愛しの天使、のじゃーさんへと念話で相談する。(なんだか困る新妻さんを見ていると罪悪感がヤバイんだけど、何これ? いたたまれない気持ちになってくるんだけど)(相手の眩しさ故に今まで目をそむけていた己の醜さに気付いただけなのじゃ) のじゃーさんは静かにそう言うと、じとーっとこちらを見つめている。 うむ、ジト目のじゃーさんも良いね! もちろん僕は悪くないよ! そして先程から困ったようにソワソワする新妻さんに視線を戻す、この子なんだか小動物的可愛さがあるなぁ、もっといぢめたい……。(でも困り顔の新妻さんを眺めるのもちょっとだけ楽しいね!)(手遅れなのじゃ!) よーっし! もう少しだけ新妻さんを困らせちゃおう! 僕がよからなぬ決心を胸の内でしていると、話題を見つけた様子の新妻さんが先に話しかけてきた。「でも羽田くん。本当に自分用なのかな? 違う理由があるんだけど誤魔化してるとか?」「おパンツは自分用です、新妻さん。どうぞ変態と罵り下さい」 新妻さんは僕の言葉を聞くと、眉尻を落とし、さらに困った顔を見せる。 ああ、いいよ新妻さん! なんだか僕新しい世界の扉が開けそうだ!(代わりに言ってやるのじゃ、主の変態!)(ありがとう、のじゃーさん!) のじゃーさんからご褒美を貰った僕は、新妻さんの様子を伺う。 さぁ、新妻さん! 次は貴方の番ですよ、どうか僕にご褒美を下さい!「あの、そっか……うん。大丈夫、変態だなんて言わないよ。それに誰にも言いふらしたりもしない。いろんな趣味の人がいるんだもの、自分が理解できないからって否定なんてできないよ」(眩しすぎて直視できない!)(そのまま浄化されてしまうといいのじゃー) 予想とは違い新妻さんから向けられたのは肯定の言葉だった。 彼女は僕の変態的な発言に困りながらも、それを否定せずに認めて来たのだ。 なんという懐の広さ! なんという優しさに満ちた心! こんな子、こんな子放っておける訳ないじゃないか!?「新妻さん。僕の新妻になってください!」 気がつけば僕は新妻さんに告白していた。 これはもう、完全に女神である。ここで攻めなければ男ではないだろう。 突然の発言に新妻さんも驚き顔だ。新妻さんってば困ったり驚いたりといろいろな表情を僕に見せてくれる、ぐへへへへ、その表情がとてもよろしいのですよ。「え!? えっと、嬉しいけど結婚は……ってもう! からかわないでよ。皆いつもそう言うんだからー」 うーん……。 新妻さんを称賛する言葉、「新妻さんを俺の新妻にしたい」は学校中に知れ渡っている標語である。 男女問わず毎日のように言われているこの言葉をここに持って来るのは流石に不味かったか……。本気なのに冗談だと思われるとは僕もまだまだである。「えー、本気なんだけどなー」「はいはいそこまで。この話も終わり、だから羽田君もパンツかぶったり、はいたりするのが趣味だって事が私にバレでも気にしなくていいからね」「まて、君はとてつもない勘違いをしているぞ新妻さん……」 ありえない発言が僕の新妻さんより放たれた。 この子……僕を何だと思っているんだろうか?「え? はいたりかぶったりしないの?」「しな……い。多分、いや、どうだろう? 今の所その予定はないよ、うん」 今の所は……だ。もちろん未来の事は分からない、僕ははっきりしない答えを新妻さんに返す。「そ、そうなんだ……」 新妻さんはどこか戸惑った様子を見せると、そのまま俯き加減で黙ってしまう。 その様子は困っていると言うよりは、何か心配事がある様にとれた。(んー、なんだろ? 新妻さん元気なくなってきたな)(主が変態すぎて一緒にいたくないのじゃー、健全な女子の反応なのじゃ!) のじゃーさんが嬉しそうに声を上げる、ふむふむ成る程。(のじゃーさん後でお仕置きね)(にょわー!) しかしまぁ、のじゃーさんの言うことも一理ある。 流石にちょっと調子に乗りすぎたかな? あんまり新妻さんを困らせるべきじゃなかったね、反省。 そろそろ話を切り上げてここで別れよう。 もちろん、これは新妻さんの事を想ってであって、僕が早く帰っておパンツを楽しみたいからでは無い、断じて無い。「新妻さん、こんな変な奴の話に付きあわせちゃってごめんね。そろそろ僕は行くよ、さっきの話も本当に内緒のままにしてくれると嬉しいかな」 席を立ち上がり、伝票を取りながら新妻さんに告げる。 だが僕の想像とは違い、新妻さんはその言葉にひどく驚いた顔をしていた。「あっ! 待って、羽田君!」「ん? どうかしたの?」「ね、ねぇ。羽田君はまだ時間に余裕あるかな!? よかったらもう少しお話しようよ! 折角だしね!」 はて? どういうことだろうか? 新妻さんは僕と一緒にいるのが嫌では無かったのだろうか? 慌てたように僕を引き止める彼女に僕は何か違和感を感じながらも席に座り直す。「まぁ特に用事もないし暇だけど……いいのかい?」「私? 私は全然大丈夫! あ、飲み物代は私が持つよ! 付きあわせちゃうんだし」「あ、いやそれは大丈夫だよ」 新妻さんは卑屈なまでに僕を引き止めようとする。 どこか取り繕う感じがある、これはもしかするともしかするのかもしれない。 ふふふ、まったく、モテる男ってのは辛いね。思いもよらず女の子の気持ちを弄んでしまう。(新妻さんなんだか様子が変だよね、これ僕に惚れちゃったんだろうね)(どうして主はそう都合の良い未来ばかりを想像できるのじゃ?) まぁ、実際の所なんだっていいか! 新妻さんとお喋りできるのならそれに越したことはない、ついでに名誉挽回する為に好感度をガンガン稼いでおこう! そうして僕は、新妻さんとのお喋りと言う、楽しいひと時を楽しむのであった。◇   ◇   ◇「なんだか話し込んじゃったねー。お昼ごはんも一緒に食べちゃったし」「あ、ごめんね。無理に引き止めちゃって。でもお話できて楽しかったよ」 僕から離れたくない女神である新妻さんからの、いかないでアピール、あれからが長かった。 時間も時間だった事で喫茶店から同じモール内のレストランへ移った僕達、お昼ごはんを一緒に食べながらも話題が尽きることは無かった。 色々と気が合う部分が少なからずあったのだろう。なんだかんだで話が盛り上がった僕達は、時間が立つことも忘れて話し合った。 学校の事、家の事、趣味の事……。おおよそ話せる内容は話したのでは無いだろうか? それは新妻さんも同じだ。 多分、学校にいる男の中で……いや、男女含めて僕が一番新妻さんの事を知っているだろう、もはや名実ともに新妻さんは僕の新妻となったのだ! だがしかし、楽しい時間もやがて終わりを告げる。 時刻は午後3時を過ぎている。おやつのデザートも注文して食べ、一息ついた、終わりのタイミングとしては申し分ないと思う。(なかなかに長時間話し込んでいたのじゃー、妾は構ってもらえなくて不満だったのじゃ!)(のじゃーさんゴメンよ、この埋め合わせは帰ってからちゃんとするね)(まぁ、さとみんも楽しそうだったし別によいのじゃー) のじゃーさんは僕と新妻さんがお喋りしている間中、ずっと黙ってくれていた。 楽しそうにお話を楽しむ僕と新妻さんに配慮してくれたのかもしれない、流石である、これは帰ったらもうギュッとしてチューのご褒美しか無いな! しかし……"さとみん"か。直接話したわけでもないのにやけにフレンドリーな愛称をつけているのが気になるけどなかなか素晴らしい。 もう少し新妻さんと仲良くなったら不意にさとみんと呼んでみよう、そうしてまた困り顔を堪能させてもらうのだ、ぐへへへ。「よし、じゃあ解散するかな? 目的のブツも無事手に入った事だし、新妻さんと仲良くなる事もできたしね!」 うん、今日は良き日かな。 目的であったおパンツを手に入れるどころか、新妻さんと仲良くなれるなんて幸運も訪れた。 一言で表すと、「新妻さんと仲良くなっておパンツを手に入れた」。 とんでもないエロスを感じる、天国とはここにあったんだね、今日はぐっすりと眠れそうだ! 僕はニヤけそうになる顔を抑えながら席を立つ、だが――。「あっ……」「ん? どうかしたの?」 どこかで見た、数時間前に経験した筈の光景。その焼きまわしがそこにあった。「あの……もう少しお話して欲しいなって」「えっ? 十分お話したと思うけど、何かネタある? 新妻さんが想像していた僕の変態性以外で」(さとみん、主の事ものすごい変態だと思っていたのじゃー)(流石の僕もおパンツは食べないよ……) 新妻さんは僕の事をとんでもないド変態だと思っていたのだ。 話の中で明かされるその驚愕の事実、湯水のごとくあふれだす変態行為の数々。 本当に彼女と話ができてよかった、誤解を解くと言う行為がこれほどまでに安心感を与えるものだとはその時まで思ってもいなかった。 だが……。 あまりにも、あまりにも不自然だ。「えっと……えっと……」「んー? よし、じゃあ新妻さんが僕を満足させるおねだりができたら考えてあげよう!」 とりあえず席に座り直した僕は新妻さんの要望に答えるために冗談ぶった要求を出してみる。 これは彼女も反応を見るための物だ、あえてちょっとだけ反応に困る事でどの様な反応をするか確認するのだ。 もちろん、いけない気持ちは一切ない! それどころじゃないからね! これから起こる新妻さんの反応、その様子を見逃すまいと、僕も神経を張り巡らせて彼女の全てを観察する。「うん! えーっと……」 頑張れば僕がまだお喋りに付き合ってくれる事に気を良くしたのか、新妻さんは悲しそうな顔を笑顔に変えるとおねだりを考え始める! 素晴らしいよ新妻さん! 何の疑問も持たないその態度! 流石僕の新妻さんだ! そんなに僕と一緒がいいんだね、そこまで安心するほどに! そしてもう少しそのままでいてね! 君の全てを見通すから!「私、もっと羽田君の事、知りたいな? 教えてくれる?」「うーむ、あざとい……」 両手を胸の前で握りこみ、上目遣いからのおねだり……、コテンと首を傾げて純朴さをアピールする事も忘れていない。 困ったね、まさか新妻さんがこれほどまでとは僕も想像していなかった……。 これはどうするべきか。 僕は彼女を真剣に見つめながら、今後の対応策を練り込む。「あの、駄目だったかな?」 考えこむあまり少々気がそれていた、新妻さんは不安そうな表情で僕を見つめている。 安心したまえ新妻さん。僕に全て任せておくのだ! では判決を言い渡す……有罪! 僕とこれからも一緒にいる刑だ!「100点満点だよ! 2時間延長で!」「やった!」 %9

[3] 名前:adidas アディダス キッズ  日時:2013/10/01(火) 16:25:33  ID:YETywij/
代引きでご注文される際は、をお読みいただいてからご注文ください。もちろん簡単な戦いではなかった。スコラーリ監督は、2002年の時も世論の大きな声にも関わらずロマーリオを呼ばなかった。女優の松嶋菜々子さんらが出演する連続ドラマ「救命病棟24時」第5シリーズの最終回が10日放送され、平均視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関??B─坤盲俊本庄雅晴を佐々木蔵之介さんが演じたほか、風間俊介さん、芦名星さん、波瑠さん、岡本玲さん、段田安則さん、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の児嶋一哉さんらも出演した。2004年?栃木は現在、10勝10分け12敗の勝ち点40で、J2リーグ戦22チーム中14位。-6-1 泉ガーデンタワー18階インターネット繰上返済:可住信SBIネット銀行WEBサイトで、1円以上1円単位で、何回でも無料で、一部繰上返済が可能です。川口さんが演じる星見は、早くに父親を亡くし、母一人子一人の家庭に育ち、大??u粉の営業部で派遣社員として働いており、上司の小松原麦太郎に指導してもらいながら正社員試験の勉強をしている。

[4] 名前:【DIESEL】ディーゼル  日時:2013/10/20(日) 13:44:51  ID:iclN8NR9
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[5] 名前:アディダス シューズ  日時:2013/11/24(日) 07:50:36  ID:.pnLR8eN
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